今月のホノミ漢方 小話「胃に働く生薬と薬味の不思議」
2018年2月6日
味で判る漢方薬のその働き・・・
胃に働く生薬と薬味の不思議
◆忙しく焦っている時・・・
コーヒーやお茶の苦味で 気分が落ち着く
●疲れて元気がイマイチ出ない そんな時
チョコやぜんざいの甘味が 無性に欲しくなる
身体はいたって正直者 その時々に必要な味を好ましく感じるのです。
酸っぱい、甘い、苦い、辛い、しおからい・・・
今の貴方が求める味は どんな味?
漢方薬を構成する生薬も又同じこと・・・
それぞれの生薬には味があり、その味で働きも異なります。
例えば・・・
苦味は 臓器の働き過ぎを鎮める 「瀉(鎮める)」の働き
甘味は 低下した臓器の働きを活発にする 「補(活性化する)」の働き
胃に置き換えてみると・・・
◆胃酸が出過ぎて、胸やけのする時は 『苦味』を。
●胃酸が出ずに、消化が悪い時は 『甘味』を。
体調を取り戻すために
貴方の身体に合った『味』が大切な働きに変わるのです。
弊社では、胃の状態に応じて、生薬配合の胃腸薬「エスマーゲン錠」から溶出する成分(苦味・甘味)がどのように変化するのか『溶出量検討試験』で検討しました。
詳しい取り組み内容やその他のご相談は、
ホノミ製品の取扱いのある薬局・薬店様、または弊社学術部(お問い合わせはこちら)まで。
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