腰痛、膝の痛み、肩の痛み・・・等々、身体の痛みはとてもつらいものです。
中でも腰痛は10人に1人、約1000万人がいるといわれており、特に65歳以上の高齢者では5人に1人が腰痛を持っているといわれています。
そこで今回は腰痛のような、身体に痛みを起こす神経痛・リウマチについてお話しましょう。
神経痛とは
神経痛は末梢神経が刺激されて起こる痛みで、大きく原因がハッキリしている症候性と原因が分からない特発性に分かれます。
症候性の神経痛
骨の変形、神経周囲の炎症、外傷などの病変が証明されるものをいいます。
例えば坐骨神経痛では、椎間板ヘルニアや腰の骨が変形する腰部変形性脊椎症などによって神経が刺激、圧迫されて起こるというように原因が分かっています。
特発性の神経痛
原因が分からない神経痛で、三叉神経痛や舌咽神経痛などが挙げられます。
リウマチとは
リウマチは関節およびその周辺、筋肉などの運動器の疾患を広く含む考え方です。この中には,慢性関節リウマチなどの他に、(変形性)関節症、痛風など、運動器の痛みを症状とする病気が挙げられます。
治療は・・・
痛みや炎症を抑える消炎鎮痛剤やステロイド剤など対症療法が中心になります。しかし、これらのお薬は胃腸障害や肝臓・腎臓への障害、糖尿病、高血圧などを引き起こす副作用があり、使用する上で注意が必要です。また、これらのお薬は痛みや炎症を鎮める働きが強く、症状の悪化を抑えるにはとても必要なお薬ですが、あくまでも対症療法であり、根本的に神経痛・リウマチを改善するものではありません。
漢方では
漢方の考え方の中には「気」「血」「水」というものがあります。
この「気」とは神経の働き、「血」は血行・ホルモン、「水」は水分代謝を意味し、これらのバランスが乱れると病気を引き起こし、中でも神経痛・リウマチのような痛みの疾患が起きやすいと考えています。
漢方では神経痛であろうが、リウマチであろうが、その原因は気(神経)、血(血行・ホルモン)、水(水分代謝)の働きが乱れることによって起こると考えています。
つまり神経の働き、血行・ホルモン、水分代謝の働きを整えることが、神経痛・リウマチの根本的な改善につながることになるわけです。
そこで、神経痛・リウマチでは、日頃の生活習慣に漢方の考えを活かしていくことが大切になります。
- 身体を冷やさない→血行を良くする
- 冷たい清涼飲料水を飲みすぎない→水分の代謝を良くする
- 趣味・適度な運動等を行い、ストレスを溜め込まない→神経の働きを整える
- その他
規則正しい生活習慣を送り、暴飲暴食や無理な運動など身体に負担をかけないようにしましょう。
そして、漢方の考えを活かした、神経痛・リウマチの改善薬に、
「ロイルック」「ロイルック錠」があります。