あがり症

 

人前で話をする場面において、緊張して手足が震えたり、頭の中が真っ白になってうまく話せない…。誰しも、このような経験をしたことがあると思います。

今回は、このあがり症について紹介し、その対処法を見ていきましょう。

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あがり症とは

人前で何らかのパフォーマンスをする際に、適度な緊張感は、集中力を増して心と身体を引き締めるプラスの効果があります。

しかし、過度な緊張によって頭に血がのぼり、平静でいられない状態(=あがる)になると、手足が震えたり、動悸が激しくなる等、身体的な症状を引き起こすようになります。これが「あがり症」です。

さらに、このあがり症がひどくなって、会社や学校等の対人場面で恐怖や不安を感じ、社会生活に支障をきたすようになると、医学的に「社交不安症(対人恐怖症)」と診断されるようになります。

 

 

あがるメカニズム

私達は、なぜこうした人前で “あがって” しまうのでしょうか?

人は不安や緊張を感じると、脳内でノルアドレナリンという神経伝達物質が放出され、これが交感神経を刺激する為、身体にさまざまな症状が現れてくるのです。

つまり “あがり” とは、誰にでも備わっている本能的な反応であり、目の前の脅威に対する警告信号と捉える事ができます。

 

日本人には、あがり症の人が多い?

一般的に、海外の人と比べて日本人はメンタルが弱く、あがり症の人が多いとされていますが、これには遺伝的な要素が絡んでいます。

脳内には、感情や気分を安定させるセロトニンという神経伝達物質があり、その分泌量を調節する遺伝子にL型とS型があります。この内、S型が多い人ほど内向的で不安を感じやすいと考えられていますが、日本人はこのS型を持つ人の割合が高いということが判っています。

あがり症の対処法

それでは、人前で話をする時、または普段の生活の中で簡単にできる「あがり症」の対策をいくつかご紹介しましょう。

あがり症による緊張感の緩和に

ホノミ漢方には、あがり症などによる緊張感を緩和する働きのある生薬や西洋ハーブの働き活かした鎮痛薬として「ホノミラビオ錠」があります。

効能・効果

緊張感・興奮感・いらいら感の鎮静、上記症状に伴う頭重・疲労倦怠感の緩和

構成生薬

また、あがり症が悪化し、不安や落ち込みなどの気持ちが強い場合には、生薬の働きで胃腸機能を整えながら精神的な症状を緩和していく「安静錠」もご用意しています。

これらのお薬は、ホノミ漢方会会員の薬局・薬店でお買い求めいただけます。

お薬は体質や病状を考えて正しく服用することが大切ですので、どのようなお薬が適しているのか、薬局・薬店で詳しくご相談下さい。

 

ホノミラビオ錠や安静錠を試してみたい方、お住まいの近くで取扱店をお探しの方は、弊社お問い合わせ窓口(剤盛堂薬品 学術部)までご相談下さい。