寒暖差疲労

季節の変わり目になると、急激な気温の変化がきっかけとなって、以下のように体調を崩してしまう人は、案外多いものです。

そこで今回は、この時期に増える寒暖差疲労について、その仕組みや対処法をご紹介しましょう。

寒暖差疲労とは

私達は36℃前後から高くても37℃前半で体温を一定にすることにより、身体の機能を正常に保っています。通常、気温の変化を感じると、身体の中で自律神経が働き、寒い環境では熱を作り、暑い環境では熱を逃がすことで、平熱を維持しようとします。

しかし、クーラーの効いた室内と暑い屋外を行き来するような、寒暖差の大きい環境が続くと、気温差に対応するために、自律神経が休む暇なく働きすぎてしまい、必要以上のエネルギーを消費します。その結果、自律神経が乱れ、血行が悪くなったり、様々な不調が現れます。これを「寒暖差疲労」といいます。

季節別の気温差

エアコンが普及し、どんな季節でも室内を快適な温度に保つことができるようになった一方で、寒暖差疲労は、季節の変わり目(春、秋)だけでなく、夏や冬にも起こりやすくなっています。

※寒暖差疲労を起こさないようにするためには、室内を冷やしすぎず暖めすぎないことが大切です。カーディガンやブランケットなどを使って体温を調節しましょう。

寒暖差疲労チェック

寒暖差疲労には、疲労、肩こり、冷え、イライラなど様々な症状があります。しかし、ご自身の症状が寒暖差疲労なのか判断が難しいと思いますので、以下10項目のチェックシートを見ながら、寒暖差疲労を起こしやすい体質かどうかチェックしてみましょう。

10項目中4項目に当てはまる人は寒暖差疲労に注意が必要です。

 

寒暖差による疲れを溜めない日常の工夫

寒暖差に対応するためには、日頃のちょっとした工夫により、血行や自律神経を整えることが大切です。

寒暖差に負けない身体作りに

ホノミ漢方には、寒暖差疲労によるだるさや疲れやすさなどに対して、闘病力を補い体力を回復させる働きのある生薬製剤パナパール」(カプセルタイプ)パナパール錠(錠剤タイプ)があります。

効能・効果

次の場合の滋養強壮:虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振

効能・効果

次の場合の滋養強壮:虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、

血色不良、冷え症、発育期

 

構成生薬

パナパール、パナパール錠は、体力の増進を図る生薬のほか、血行・ホルモンの乱れを整えたり、胃腸の働きを良くする生薬を配合しているため、冷えを改善したり食欲を湧かすことで、総合的に身体のバランスを整えます。

これらのお薬は、ホノミ漢方会会員の薬局・薬店でお買い求めいただけます。

お薬は体質や病状を考えて正しく服用することが大切ですので、どのようなお薬が適しているのか、お近くのホノミ漢方会会員の薬局・薬店で詳しくご相談下さい。

 

パナパールやパナパール錠を試してみたい方、お住まいの近くで取扱店をお探しの方は、弊社お問い合わせ窓口(剤盛堂薬品 学術部)までご相談下さい。