チクチク、ヒリヒリ、イガイガ…「のどの痛み」

「のどがチクチク、ヒリヒリ、イガイガ…」

秋~冬は乾いた空気がのどの粘膜を乾燥させ、同時に活発になっている細菌やウイルスがのどに感染しやすくなることから、一年の中で特にのどを痛めやすい季節です。

この時季、のどが痛くて中々治まらないといった方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はのどの痛みをテーマに、その原因や対策についてお話しすることにしましょう。

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のどの痛みが起こる原因は?

空気中には多種多様なウイルスや細菌などの病原体、ホコリなどの細かい粒子が存在しており、のどは常にこれらの異物に晒されています。

しかし、こうした異物を体内に侵入させないために、のどには防御機能が備わっています。

のどの表面は、繊毛粘膜で覆われており、病原体やホコリなどの異物が侵入すると、粘膜がこれらを絡み取り、繊毛によって外に押し出すように働きます。これによって、のどからの異物の侵入を防ぐことができます。

しかし、乾いた空気に長時間触れ、粘膜が乾燥してしまうと繊毛の働きが低下し、侵入した異物を絡み取ってうまく排除することができなくなり、のどの組織が炎症を起こすことで、のどの痛みを招いてしまいます。また、のどへの細菌やウイルス感染を防ぐことができなくなる為、様々な病気の発症にも繋がります。

そのため、のどに違和感を覚えた場合は、早めの対策が必要になります。

 

のどの乾燥によって起こりやすい病気

○扁桃炎・リンパ腺炎

のどの奥には扁桃腺(扁桃)と呼ばれるリンパ組織の一種があり、ウイルスや細菌などが身体に侵入しないよう防ぐ役割を担っています。のどが乾燥すると、扁桃腺の免疫力が低下し、ウイルス等の感染によって、扁桃腺が炎症を起こします。

また、扁桃腺の炎症は首のリンパ腺(リンパ節)にも波及して、リンパ腺炎を引き起こし、のどの痛みや首の腫れを起こすことがあります。

 

○急性上気道炎

いわゆる「風邪症候群」のことを指します。のどが乾燥すると、侵入してきたウイルスを上手く排除できず、感染しやすくなります。上気道炎はのどの痛みだけでなく、咳、鼻水、発熱など全身症状(いわゆる風邪症状)に発展するため、早めの対策が重要です。

 

のどを痛めやすい環境と習慣

のどの痛みは、秋や冬といった空気が乾いた季節の他、さまざまな環境や生活習慣が原因となる場合もあります。

のどを痛めやすい環境・生活習慣

 

のどの養生法

前述のように、のどを痛めやすい原因は、「空気の乾燥」、「ホコリなどの異物」、「タバコやアルコール」という3点が大きいと言えます。

そのため、これらに対する養生を心がけることがのどの痛みの予防に繋がります。

 

 

ホノミ漢方におけるのどの痛み・風邪対策

ワグラスD錠

ホノミ漢方では、リンパ腺炎などによるのどの痛みのお薬として「ワグラスD錠」あります。

効能・効果

化膿性疾患(フルンケル、カルブンケル、腫物、るいれき、リンパ腺炎、蓄膿症、歯槽膿漏、中耳炎、乳腺炎)の改善又は回復促進

構成生薬

ワグラスD錠は、6種類の生薬で構成された弊社オリジナルのお薬で、リンパ腺炎に伴うのどの炎症の他、皮膚の炎症化膿した症状も改善できるのが特長です。

ワグラスD錠の構成生薬

 

 

ホノピレチンEP錠・ホノピレチン

また、のどの痛みだけでなく、発熱や咳、鼻水といった風邪の症状が見られる場合は、生薬中心の風邪薬「ホノピレチンEP錠(錠剤タイプ)」「ホノピレチン(カプセルタイプ)」があります。

 

効能・効果

かぜの諸症状(鼻水、鼻づまり、くしゃみ、のどの痛み、せき、たん、悪寒(発熱によるさむけ)、発熱、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和

 

構成成分

 

このようにホノピレチンEP錠・ホノピレチンは、風邪の諸症状を改善する西洋薬成分として、熱を下げる成分(解熱鎮痛薬)、咳を鎮める成分(鎮咳去痰薬)、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状を鎮める成分だけでなく、生薬も豊富に配合しています。

 

製品の特長

○風邪を胃腸機能から改善する構成

ホノピレチンEP錠・ホノピレチンに配合している生薬は胃腸機能を整える働きが中心です。一般的な風邪薬は、症状を抑えることが主な働きですが、風邪そのものを治すのは、その人が持つ自然治癒力であり、風邪の症状を和らげるだけでなく、風邪を治すための自然治癒力を湧かせることも考えて創られたという特長を持った風邪薬です。

 

 

 

これらのお薬は、ホノミ漢方会 会員の薬局・薬店でお買い求めいただけます。

ワグラスD錠、ホノピレチンEP錠・ホノピレチンを試してみたい方、お住まいの近くで取扱店をお探しの方は、弊社お問い合わせ窓口(剤盛堂薬品 学術部)までご相談

下さい。