中野 誓哉Seiya Nakano
2011年4月 入社
立命館大学 産業社会学部 卒業
この会社に決めた理由は何ですか?
私は小さい頃からアレルギー性鼻炎や喘息を患っており、症状を改善する為に長期的に漢方薬を服用していました。その事もあり、漢方に興味を持っていた私は、医薬品関係の企業を中心に就職活動を行い、和歌山で開催された合同企業説明会にて、漢方を扱う当社に出会いました。その説明会にて、会社の理念を熱心に説明して頂き、「人々の健康」と真摯に向き合う姿勢に魅力を感じました。また、大学の4年間を地元を離れて生活していた事から、地元の製品を全国にアピールしたいという思いもありました。その点、剤盛堂薬品には、全国に当社の製品を取り扱っている薬局・薬店様があります。その為、全国規模で地元和歌山の製品をアピールする営業活動を行えると考え、当社への入社を希望しました。
入社前と入社後で印象の違いはありますか?
入社前と入社後では、それほど大きな印象の違いはありません。企業説明会に参加した際に受けた、当社の社員が自身の業務に熱心であるという印象は入社後の今も変わりません。私も、先輩方のように自分の仕事に熱意を持って取り組み、その姿勢を後輩に伝えていけたらと思います。ただ一点、入社後に印象が変わった点といえば、当社の社員に和歌山県以外の出身者が多かった事です。入社前には、和歌山の企業の社員には、和歌山出身者がほとんどなのだろうと思っていました。しかし、入社当時、私の同期だけでも、愛知県、奈良県、熊本県など、多くの地域から当社を希望して入社している者がいました。これは、当社が全国規模で製品を展開し、その製品が各地に根付いているからこそだと思います。そのような企業の一員になれたという事を入社後に実感しました。
上司・先輩はどのような人ですか?
当たり前の事ではありますが、当社の上司や先輩には様々な性格の方がいます。厳しさの中にも優しさを持って教育、指導して下さる方もいますし、業務の手順や業務の優先順位をきめ細かく教えて下さる方もいます。しかし、そんな様々な性格を持った上司や先輩たちには、共通する部分があります。それは、どのような方でも自分の仕事に対して、熱意を持って取り組み、現状をより良くする為に努力されている方が多い点です。剤盛堂薬品(株)には、「より良くするためによく考えます」という社員信條があります。当社の社員一人一人にこの姿勢が浸透している事を感じます。私自身もこの姿勢を大切にし、後輩にはその姿勢を態度で示せるよう意識していきたいと思います。
入社してからの失敗はありますか?
半年間の新入社員研修後に営業部に配属され、一人で得意先の薬局・薬店様を訪問させて頂くようになってすぐの頃、まだまだ社内のルールや制度が把握しきれておらず、得意先から注文を頂いた際に失敗してしまった事がありました。その時に得意先にご迷惑をお掛けした事はもちろん、社内の関連業務担当者にも迷惑を掛けてしまいました。その失敗以降は、必ず先方に対しても注文内容を確認するように気を付けていますし、受注を行う際に必要となる社内のルールや制度をしっかり把握しておくようにしています。この失敗から、自分が失敗した場合には、自分の業務に関係する多くの人に迷惑を掛ける事を実感し、仕事に対する責任感が強くなりました。
入社してから一番嬉しかったことは何ですか?
営業部に配属されてすぐの頃、ある薬局様を訪問させて頂いた際に、当社製品の服用者の方から、「このお薬を飲んでから何をしても良くならなかった症状が改善されて、体の調子がすごく良い」と言って頂いた事がありました。その後、その薬局様の先生からも「このお薬は本当に良いお薬なので、これからもたくさんの方にお勧めしていくよ」と言って頂きました。当社の製品が、服用して下さる病人様の健康をサポートし、薬局、薬店様の求めるものであるという事を感じた嬉しい経験でした。このような経験が、薬局、薬店様に役立つ情報を提供し、一人でも多くの病人様の健康に貢献したいというモチベーションになっています。その為にも、製品知識はもちろんの事、医薬品に関する業界情報も把握できるよう努力したいと思っています。