今月のホノミ漢方小話「変形性膝関節症と漢方」

 

階段を降りるとき 椅子から立ち上がるとき
ある日から感じるようになった ズキリとした膝関節の痛み
それは「変形性膝関節症」 かもしれません

 

長年 体重を支え続けてきた 膝関節
知らず知らずのうちに 負担を強いてきた膝関節からの悲鳴
それが今 痛みとして現れているのです

 

ときには 膝の水を抜き
ときには ヒアルロン酸を注射して
ときには 痛み止めを飲んでみて… 膝の痛みをごまかす毎日

 

なんとか膝を強くするために 運動療法を試みたものの
歩くことが億劫になるほどの痛みに すぐに断念 諦める
ツライ ツライ ツライ… この痛み

 

「早く痛みから解放されて 元気な生活を取り戻したい」
そんな切実な悩みを 解決する方法は…ズバリ!
天然生薬」にあります

 

痛みの原因に 身体の中からアプローチする
そんな生薬製剤は 貴方の膝の健康を守る手助けを
きっとしてくれるはずです!

 

変形性膝関節症のメカニズム

変形性膝関節症は、加齢や肥満などを要因として、膝関節のクッションである軟骨に負担が蓄積し、膝で痛みや炎症を生じる病気です。

本来、関節内には、潤滑剤としての役割を持つ「関節液」という粘り気のある液体で満たされていますが、炎症が続くと、関節液が過剰に分泌され、いわゆる「膝に水が溜まった」状態となってしまいます。

この膝に溜まった水を放置していると、痛みが長引く要因にもなるため、定期的に水を抜く必要性も出てきます。

 

変形性膝関節症にはどんな漢方薬を使うのか?

変形性膝関節症のように膝に水が溜まり、痛みがある場合には「防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)」という漢方薬がよく使われています。防已黄耆湯は、身体の水分代謝を整える働きに優れ、膝に溜まった水を取り除く効果も期待できます。

 

一方、ホノミ漢方において変形性膝関節症などの膝関節の痛みをこじらせている方にオススメしているのが、痛みの原因となる「気(自律神経)・血(血行・ホルモンバランス)・水(水分代謝)の乱れ」すべてを整える生薬製剤です。

日ごろから継続的に服用することで、痛みを起こす原因に働きかけ、膝の水を取り除くのはもちろん、症状を起こしくい体質に調節していくことが可能です。

 

ホノミ漢方会の会員店では親身な相談によってアナタに適した「養生」と「お薬」のアドバイスを頂けます。ツライ膝の痛みにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください!

 

ホノミ製品の取り扱いのある薬局・薬店様、または弊社学術部(お問い合わせはこちら)まで。

今月のホノミ漢方小話「むくみと漢方」

 

「朝、鏡を見ては気付く 腫れぼったいマブタ」
「なかなか抜けない 指輪」
「夕方になると くっきり残る 靴下のゴムの跡」

 

これらはみんな
身体の中にたまった 余分な水分で起こる
「むくみ」の症状…

 

水分・塩分 摂り過ぎた?
それとも… 疲れにストレス
運動不足 血行不良 が原因か?

 

すぐに むくみを取り除くなら
身体の水分を 速やかに排泄させる
病院の「利尿薬」が効果的…

 

ところが 排尿ばかりを促してはみても
根本治療になりません

 

日頃から むくみやすい体質を
改善する事を考えるなら…
こんな時が 漢方の出番です!

 

 

漢方では、むくみがある状態を
「水(水分代謝)」の乱れと判断し
利尿薬ならぬ「利水剤」を使います

 

天然の生薬から成る 利水剤
身体の余分な水分だけを排泄してくれる
何とも不思議なお薬です

 

決して 脱水症状を起こすこと無く
腎臓の働きを助けながら
水の巡りを良くします

 

さぁ貴方も 生薬の力で
“利水生活” 始めましょう!

 

利水剤の安全性を確認する試験

弊社では、利水剤を健康な(むくみの無い)状態で服用したとても、脱水を引き起こす
心配は無いのか、次のような試験を行って、その安全性を確かめています。

 

詳しい取り組み内容やその他のご相談は、

ホノミ製品の取扱いのある薬局・薬店様、または弊社学術部(お問い合わせはこちら)まで。

(※この試験に関連する製品はこちら

今月のホノミ漢方小話「めまいと漢方」

また始まった…
目の前が グルグル グルグル
身体は フワフワ
突然起こる 悩ましい「めまい」

めまいは 加齢とともに増える 悩みの一つといわれています

 

めまいが起こる その原因は…
加齢に加えて ストレス 過労 睡眠不足など様々
そして もう一つ 漢方において
大切な問題に「胃内停水」があるのです

 

胃の中で チャポチャポと 振水音のする方は
胃が弱って 胃部に水がたまる「胃内停水」の可能性あり

 

めまいを 治すためには
弱った胃に優しい対策も必要なのです!

 

自分ではどうにもできない めまいにお悩みの貴方
ホノミ漢方には 胃内停水を取り除くことで
めまいの症状を改善していく生薬のお薬があります

 

胃弱者のめまいの漢方処方「苓桂朮甘湯」

胃弱者のめまいによく用いられる漢方薬に、苓桂朮甘湯があります。
しかし、この漢方薬に含まれる「ケイヒ」という生薬は胃を刺激し、時として胸やけなどの副作用を起こすことがあります。

 

副作用を起こしにくいように改良された「気上錠」

ホノミ漢方には、この苓桂朮甘湯をベースに、胃の弱い現代人がより服用しやすいように改良された製品「気上錠」があります。

気上錠は、苓桂朮甘湯のケイヒによる副作用を防ぐため、胃腸機能を整えるオウレン、オウバク、サンシシ、ニンジンを加え、より安心して服用いただけるようにしています。

 

さらに、気上錠は生薬エキスだけでなく、生薬そのものを粉末(生薬末)として加えることで、エキスには含まれない精油成分や不溶性成分も豊富に含有し、生薬の働きを十分に活かした効果が期待できます。

 

つらいめまいに、気上錠を試してみたい方は、ホノミ製品の取扱いのある薬局・薬店様、または弊社お問い合わせ窓口(剤盛堂薬品学術部)までご相談下さい。

2025年3月卒理系学生対象 研究職・試験職WEB会社説明会情報をUPしました

このたび、2025年3月卒理系学生対象の研究職・試験職WEB会社説明会を下記日程にて開催致します。

マイナビ2025よりエントリー頂きましたら、ZoomのURLをご連絡致しますので

ぜひ マイナビ2025よりエントリーして下さい。皆様のエントリーをお待ちしております。

  【研究職・試験職WEB説明会】

    ① 2024年8月 20日(火)16:00~
    ② 2024年8月 21日(水)16:00~
    ③ 2024年8月 22日(木)16:00~

今月のホノミ漢方 小話「逆流性食道炎と漢方」

チリチリ ムカムカ イヤ~な感覚
こみ上げる胃酸が ノドを焼く
なんとかしたい!「逆流性食道炎」

 

食道と胃の境目にある括約筋
ゆるんで生じるこの症状
その要因は色々あります

 

食べ過ぎ、飲み過ぎ、肥満など
生活の不摂生だけでなく
加齢が招く括約筋のゆるみも要因に・・・

 

なかなか治まらぬ 胃酸の逆流
ノドの痛みに 長引く咳まで
不快さ積もる 悩みの種
チリチリ ムカムカ 延々続く・・・

 

そこでお試しください ホノミの生薬の働きを活かした
生薬中心の胃腸薬
逆流性食道炎の典型的な症状
胃酸逆流を楽にします。

 

逆流性食道炎モデル動物を使った薬理試験

弊社では、ホノミ漢方の生薬中心の胃腸薬が逆流性食道炎に対してどのような効果を示すのかを調べるため、人工的に逆流性食道炎を発症させたラットを使用した薬理試験を行っています。

 

詳しい取り組み内容やその他のご相談は、ホノミ製品の取扱いのある薬局・薬店様、または弊社学術部(お問い合わせはこちら)まで。

(※この試験に関連する製品はこちら

「デーチカ(50g)」の軟膏チューブが生まれ変わります!

日頃より、痛みの改善にご愛顧いただいております「デーチカ」につきまして、より使いやすさを向上させるため、2023年にリニューアルした大容量品(160g製品)と同様に、50g製品のチューブ素材についても従来のアルミチューブからアルミラミネートチューブに変更し、新たなデザインでリニューアル発売する事と致しました。

 

変更内容

 

アルミラミネートチューブのメリット

 

尚、軟膏剤の成分・分量、添加物、効能・効果や用法・用量に変更はございませんので、従来品と同様にお使いいただけます。

 

今後とも、「デーチカ」をご愛顧下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。

今月のホノミ漢方 小話「水虫と生薬」

しとしと雨の 梅雨時、6月…
ジメジメした 高い湿度によって
この時期 身体の表面で増えやすいのが
「水虫菌」!

 

じゅくじゅく 破れた 足裏の水ぶくれ
カサカサ 乾いて むけた皮
黄色く濁った 足の爪
この季節は 水虫菌に 要注意

 

その感染経路は…
お風呂上がりの 足ふきマットに
みんなでつかう スリッパや
リビングの カーペット など
水虫に感染した人の半数は 家族が水虫なのだとか…

 

気づかないうちに 家族皆に 拡がる水虫
身近な人に拡げないためにも 
生薬成分配合の 水虫薬ぜひお試しください!

弊社では、水虫薬に生薬を配合した製品を製造していて、通常の西洋薬のみの水虫薬と 有効性を比較する試験を行っています。

詳しい取り組み内容やその他のご相談は、
ホノミ製品の取扱いのある薬局・薬店様、または弊社学術部(お問い合わせはこちら)まで。

(この試験に関連する製品はこちら

今月のホノミ漢方 小話「不眠症と漢方」

 

寝床についても 寝付けない
夜中に何度も起きては 眠れない
暗いうちに目が覚めると まだアラームの前…

 

現代社会で多くの人が 悩む不眠症
原因は… 環境の変化 精神的ストレス 温度差…等々
一年の中でも 5月は特に要注意

五月病」や「季節の変わり目」で
不眠の症状が 出やすいシーズンです

 

眠れない夜は 誰もが経験する よくある悩み
それでも 不眠症状が毎日続けば
昼間の眠気・疲労で 日常生活にも影響が…

 

ぐっすり寝たい スッキリしたい
不眠でお悩みの方に
生薬西洋ハーブの力を活かしたお薬をオススメします!

 

疲れがたまって 眠る体力さえない方から
イライラ緊張 神経が亢ぶって寝付けない方まで
強い眠気を起こす睡眠薬は使わずに
天然の植物を使った不眠症対策 一度試してみませんか?

 

現代人に増えているお悩み…「不眠症」

不眠症とは「睡眠の問題によって、日中に倦怠感・集中力低下などの不調が出現する病気」です。不眠症を含む睡眠障害に悩む人は年々増えており、不眠症とまではいかずとも、成人の5人に1人は不眠症状を抱えているともいわれています。

 

不眠に効く「西洋ハーブ」

日本国内では古くから、不眠や神経症には生薬由来の漢方薬などが活用されてきましたが、西洋では様々な種類のハーブが自然の不眠の薬や鎮静薬として重用されてきました。現在でも家庭薬やハーブティー、サプリメントとして親しまれ、一部のハーブは欧州では医薬品としても使用されています。

 

つらい不眠症に使えるお薬は…

不眠症では身体が疲れているのにもかかわらず、なかなか寝つけなかったり、眠りが浅く夜中に何度も目が覚めてしまうことがあります。そんなときホノミ漢方では不眠症の1番手として「コンレス錠」をお勧めしています。

コンレス錠は、古くから睡眠障害に使われてきた「酸棗仁湯」の処方で、不眠症の中でも特に中途覚醒の症状をよりよく改善します。西洋薬の睡眠薬と異なり、無理に眠気を起こしたりするものではなく、睡眠のリズムを整えて眠りやすくしてくれるため、身体に負担なく服用することができます。

また神経が亢ぶり、寝床についてもなかなか寝付けないタイプの方には、先程の西洋ハーブを配合した「ホノミラビオ錠」が効果的です。

 

 

ホノミラビオ錠は、鎮静の働きを持つ西洋ハーブと生薬を組み合わせたお薬で、緊張・興奮が強く、なかなか眠気が来ないときや、ストレス等からイライラしやすいときに気持ちを落ち着けてくれます。

 コンレス錠・ホノミラビオ錠を試してみたい方、お住いの近くでお探しの方は、ホノミ製品の取扱いのある薬局・薬店 様、または弊社お問い合わせ窓口(剤盛堂薬品 学術部)までご相談下さい。

「不眠症」について、もっと詳しく知りたい方は、こちらもご覧下さい。

「ワグラスD錠(300錠製品)」の包装形態が変わります!

日頃より化膿性皮膚疾患をはじめ、喉の痛み等にも幅広くご愛顧いただいております「ワグラスD錠」につきまして、この度、多くのお客様からのご要望にお応えし、300錠製品の包装形態をSP分包包装タイプからガラス瓶入りタイプに変更し、リニューアル発売する事と致しました。

【変更内容】


尚、成分・分量に変更はございませんので、従来品と同様にお使いいただけます。

 

 

今後とも、「ワグラスD錠」をご愛顧下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。

「令和6年度 文部科学大臣表彰 創意工夫功労者賞」受賞

このたび、文部科学省より、「優れた創意工夫によって各職域における技術の改善向上に貢献した方」に贈られる「令和6年度 文部科学大臣表彰 創意工夫功労者賞」を受賞いたしました。

(令和6年4月24日に和歌山県庁にて、受賞及び伝達式が挙行されました)

 

創意工夫功労賞

「錠剤製造工程における高速打錠化の考案」

・打錠は打錠機により行われますが、打錠速度が速くなるほど、打錠障害が起こりやすくなります。また、排出抵抗(打錠後、錠剤の排出時に錠剤機の臼との間に起こる)が高い程、また錠剤の硬度が低い程、打錠障害が起こりやすいという特性があります。

・打錠障害を防ぎつつ、更なる高速打錠の実現を図る為に、複数の薬剤、または添加物に関して排出抵抗と硬度を測定し、その結果から、最良と思われる薬剤と添加剤の組み合わせで打錠した排出抵抗と硬度の評価、打錠機に投入する薬剤の状態(粉体・顆粒)の検討などを重ねた結果、高速打錠化を実現することが出来ました。

 

「新胃腸薬の製造方法検討における効率化の考案」

・胃腸薬の顆粒剤については、これまでは服用時の清涼感を出すため、崩壊性が良い乾式造粒法を用いて製造してきましたが、乾式造粒する場合の課題として、処方中の約40%を占める制酸剤(粉体)の圧縮成形性が悪いことが挙げられます。

・この特性が処方全体の粉末の特性として表れ、乾式造粒ではフレークが脆く、解砕時に多くの粉が発生するため、顆粒の歩留まりが悪く、何度も圧縮を繰り返して顆粒剤を製造するという課題がありました。

・これらの課題を解決するため、湿式造粒法を採用し、減圧下で乾燥出来る機能が備わった撹拌混合造粒機を用いることで従来の方法で発生する粗粒子や微粉末を最小限に抑えることが出来、より流動性の良い粒子を造粒することが可能になりました。

 

「軟膏剤チューブの改良」

・アルミチューブに軟膏剤が入ったタイプの製品にて、愛用者様より「アルミチューブを押しても開口部から軟膏剤が出てこない」とのご意見をいただき、調査いたしましたところ、チューブの開口部に軟膏剤の塊と思われるものが詰まっていることが原因になっていることが分かりました。

・アルミチューブ内面のエポキシフェノール樹脂の被膜が剥がれたことにより、チューブの材質であるアルミニウムと充填されている軟膏剤の薬剤中の成分が反応して軟膏剤が塊状になり、これがチューブの開口部を塞ぎ、軟膏剤が出てこないことの原因であることを解明しました。

・同様の事象が発生しないようにするため、下図のように「アルミニウム層」と「薬剤と反応しない樹脂」を重ね合わせたラミネート構造のチューブに変更することで、使用期限内で塊が発生しない事を確認し、同じ不具合が起こる要因を取り除くことが出来ました。