インターンシップ開催!

8月24日~28日の5日間の日程で、薬系大学の学生を対象にインターンシップを開催しました。

1日目(当社工場での基礎研修)

初日となった8月24日、薬系大学2校より6名の薬学生の皆さんが来社されました。
オリエンテーションの後、漢方製剤がどのようにして造られるのか、その製造工程について、展示品やDVDなどを用いながら解説。まずはその概要を理解してもらいました。

2015インターンシップ第2回(1)
2015インターンシップ第2回(2)
2015インターンシップ第2回(3)

1~4日目(当社工場での実務研修)

基礎研修に続いて、今回のインターンシップのメインとなる実務研修に入りました。
今回は漢方製剤(錠剤)の製造工程にしたがって、原料となる生薬の抽出から錠剤が出来上がるまでのそれぞれの工程を体験してもらいました。またこの中では各自が打錠に適した添加剤を考え選定し、設定した処方で打錠を行うという体験もあり、上手く錠剤ができた時の喜びはひとしおだったようです。
さらに、できた錠剤は各種試験装置により分析・評価を行うなど、学生実習では経験できない医薬品の研究開発の一端を学んでもらいました。

2015インターンシップ第2回(4)
2015インターンシップ第2回(5)
2015インターンシップ第2回(6)

2015インターンシップ第2回(7)
2015インターンシップ第2回(8)
2015インターンシップ第2回(9)

5日目(本社学術部にて講義による研修)

5日目は本社学術部に移動し、研修を行いました。
日本の漢方の歴史を学ぶ中で、当社所蔵の貴重な古書等を見たり、また、実物の生薬を手に取って匂いや味などを五感で感じてもらいながら、天然生薬の働きについても学んでもらいました。
さらに、生薬を配合した当社の外用薬を実際に使ってもらったり、当社独自の手法で漢方薬を選び出す体験など、当社の漢方を様々な角度から肌で感じてもらいました。

2015インターンシップ第2回(10)
2015インターンシップ第2回(11)
2015インターンシップ第2回(12)

2015インターンシップ第2回(13)
2015インターンシップ第2回(14)
2015インターンシップ第2回(15)

インターンシップの最後には懇談会を開催し、年齢の近い当社の先輩社員を交えて和やかな雰囲気の中、学生の皆さんにとって良い交流の機会となりました。

2015インターンシップ第2回(16)
2015インターンシップ第2回(17)

参加されたインターンシップ生の感想(一部抜粋)

  • 研究室内の雰囲気を知ることができ、貴重な体験でした。天秤の周りがきれいな研究室は良い研究室だと聞いたことがあります。剤盛堂薬品さんの研究室も天秤の周りはきれいな状態で感動しました。
  • 一つの製剤を造り上げていく事を目で見て体験できたことで、研究職という職業の面白さを学ぶことができた良い機会となりました。
  • 今回のインターンシップで製剤の一連の流れを体験し、それを分析評価するといった幅広い分野の知識を使った実習だったので、薬学を活かして働ける職場であることを実感しました。企業の研究職に対するイメージができ、将来このような職種に就きたいと思いました。
  • 自分たちで添加剤を選ぶという実習を通して、より良い錠剤になる道を探して突き詰めていくことが研究職の大切な業務の一つだということを実感できました。
  • 漢方の歴史を聞いて、漢方の深みや面白さを改めて感じました。漢方処方を劣化させず、伝えていくこともすごく大切なことだと思いました。
  • 漢方薬は本当にその人にマッチしたものを選薬できると奇跡的な回復をするという事例を知りました。これからもっと生薬・漢方薬について理解を深めていきたいと思います。

 

参加された学生の皆さんには、5日間の研修を通じて当社の特長、雰囲気を感じ取り、漢方生薬製剤に更に興味を持って頂けたのではないでしょうか。また、今回のインターンシップは5回生が対象であったことから、卒業後の進路も視野に、企業の仕事に対する理解もより深まった様子でした。今回の経験を、今後の就職活動にぜひ活かして頂きたいと思います。

インターンシップ開催!

8月3日~7日の5日間の日程で、薬学部の学生を対象にインターンシップを開催しました。
その様子をお伝えします。

 

1日目(当社工場での基礎研修)

初日となった8月3日、薬科大学3校より計16名の薬学生の皆さんが来社されました。
オリエンテーションの後、漢方製剤がどのようにして造られるのか、その製造工程について、展示品やDVDなどを用いながら解説。まずはその概要を理解してもらいました。

 

1~4日目(当社工場での実務研修)

基礎研修に続いて、今回のインターンシップのメインでもある実務研修に入ります。
今回は漢方製剤(錠剤)の製造工程として、エキスの抽出から打錠までを行い、原料である天然生薬から製品が出来上がるまでの一つひとつの工程を、4日間かけてじっくりと体験してもらいました。

又、この中では各自が適切な添加剤を選んで打錠したり、できた錠剤を各種試験装置により分析したりと、普段経験できない医薬品の研究開発の一端を学んでもらいました。

5日目(本社学術部にて講義による研修)

5日目は本社学術部に移動し、研修を行いました。
当社所蔵の貴重な古書等を見ながら日本の漢方の歴史について学んだり、実物の生薬を手に取り、匂いや味などを五感で感じてもらいながら、天然生薬の働きについても学んでもらいました。
さらに、漢方生薬製剤の効果を裏付けた試験データの紹介や、当社独自の手法で漢方薬を選び出す体験まで、当社の漢方を様々な角度から肌で感じてもらいました。

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2015インターンシップ9

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2015インターンシップ12

最後に、1週間にわたるインターンシップの締めくくりに、懇談会を開催しました。当社の先輩社員も参加し、和やかな雰囲気の中、業務に関する質問も飛び交いました。

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2015インターンシップ14

参加されたインターンシップ生の感想(一部抜粋)

  • 大学で所属している研究室では生薬を扱う機会も無く、今回の実習での実験は初めての事が多く、勉強になりました。
  • 生薬の原料から製剤になるまでの一連の流れを体験することができ、他では体験することができなかったことで、とても良い経験になりました。
  • 大学では薬理学を研究しているので、“モノづくり”の大変さや面白さに気付く機会がありませんでした。自分たちで考えて行動することで、今回の体験は非常に印象深いものとなりました。
  • 錠剤が出来た瞬間や、確認試験できちんとスポットやピークが出た時の達成感はすごく大きかったです。漢方薬を自らの手で最初から最後まで作ったこの経験は忘れないと思います。
  • 生薬についての研修では、生薬の匂いと味を体感できて、以前よりも生薬を身近に感じることができました。もっと勉強して、たくさんの生薬を見分けられるようになりたいと思いました。
  • 漢方や生薬製剤の持つ可能性について、様々な現代病に効果を発揮するという実験データを見て、漢方や生薬製剤のことをもっと深く知りたいという気持ちになりました。
  • 社員の方々の仲が良く、すごくアットホームな雰囲気で、またのびのびと研究をされている様子にも感動しました。
  • 昼食の機会などに、将来を考える上で貴重な意見をたくさん頂きました。これからの進路決定に向けて参考にしたいと思えることがたくさんありました。
  • お忙しい中、大変貴重な体験をさせて頂き、本当にありがとうございました。

     

 参加された学生の皆さんには、5日間の研修を通じて当社の特長、雰囲気を感じ取り、漢方生薬製剤に更に興味を持って頂けたのではないでしょうか。今回の経験を、今後の就職活動にぜひ活かして頂きたいと思います。

今月のホノミ漢方 小話「二日酔いと漢方」

= 今月のホノミ漢方 小話 =

 二日酔いと漢方

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 お酒を楽しく飲むために・・・                  
『二日酔いと漢方』のお話 罫線

カンパ~~~イ♪♪
ビアガーデンに飲み会と、お酒好きには堪らぬ季節。
ゴクゴクゴクッ ついついビールが進みます!
おっと…! 気付けば、空のジョッキがこんなにも?! 

 

…そして翌朝、待っているのは「二日酔い
頭が痛い気持ち悪い吐き気がする。
昨日、あんなに飲まなければ…

 

楽しいお酒の翌朝に、こんな思いをせぬために
今年の夏は肝臓を守る対策を!

 

弊社では、アルコールで弱った肝臓生薬製剤が効果を発揮するのかどうかを調べるため、マウスを使った『アルコールによる肝機能障害の回復を確かめる試験』を行っています。

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詳しい取り組み内容やその他のご相談は、
ホノミ製品の取扱いのある薬局・薬店様、又は弊社学術部(お問い合わせはこちら)まで。

(この試験に関連する製品はこちら

「認知症」への当社の取り組みが毎日新聞で紹介されました!

 本トピックス欄 2014年12月25日付『平成26年10月24日付 特許「抗認知症薬」を取得しました』、2015年2月6日付『今月のホノミ漢方 小話 「認知症と漢方」』、2015年6月12日付『平成26年度 和歌山県 発明考案表彰「発明賞」受賞』でもご紹介致しました、当社生薬製剤の「認知症」に対する取り組みが、毎日新聞で紹介されました。

新聞記事

今月のホノミ漢方 小話 「水虫と塗り薬」

= 今月のホノミ漢方 小話 =

水虫と塗り薬

タイトル

やってきました…つら~~い!!!

水虫菌”は、夏の高温多湿を好むため、この時期悩める人が急増中!!

グラフ
イラスト

暑い夏はサンダル履きを楽しむ季節。

自覚症状はないけれど、なんとかしたい「爪水虫」…。

どころがどっこい困ったことに、水虫菌の住み家は、い爪の中。

水虫薬を何度塗っても、水虫菌には中々中々届きません!

弊社では生薬を配合した外用剤がどれほど水虫(白癬菌)に対して効果があるのか調べるため、モルモットを使い『浸透力や白癬菌に対する殺菌効果を調べる培養試験』を行っています。

実験

詳しい取り組み内容やその他のご相談は、

ホノミ製品の取扱いのある薬局・薬店様、又は弊社学術部(お問い合わせはこちら)まで。

(この試験に関連する製品はこちら

「AED講習会」開催!

この度、全社員が参加して「AED講習会」を実施しました。

胸骨圧迫とAEDの使い方を中心に詳しい説明を受けた後、実技も交えての講習会となりましたが、強さ、直角を保つこと等、初めて使用すると難しいことが分かり、良い経験が出来ました。

いざという時に適切な応急処置ができるよう、今後も定期的に講習を開催する予定です。

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平成26年度 和歌山県 発明考案表彰「発明賞」受賞

発明賞(抗認知症作用)

 

 

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                                (2015年6月11日 表彰式)

当社では生薬製剤の持つ可能性について、様々な角度から地道な裏付け薬理実験に取り組んでいます。

こうした取り組みの一つとして「情報過多でストレスのかかることも多い現代社会で、身体がそれらに対応しきれなくなって、精神的にも肉体的にも負担がかかり病気が長引くとか、食欲が無くいつまでも胃の調子が悪い等、虚弱体質から来ていると思われる種々の症状を訴える方々」を対象とした当社の製品について、虚弱体質から来る種々の症状に対しどのような働きがあるかを裏付ける為の薬理実験を行って来た結果、一つの裏付け成果を得る事が出来ました。

この度、この成果に対し『優秀な発明等により科学技術の向上に寄与し、県産業の振興に貢献した』として、和歌山県 発明考案表彰 発明賞 を受賞する事が出来ました。

 

また、この研究については、昨年特許を取得しています。
詳しくは、「平成26年10月24日付 特許「抗認知症薬」を取得しました」の記事をご覧ください。

  【取得日】 平成26年10月24日
  【特許番号】 特許第5634431号
  【発明の名称】 抗認知症薬

 

 

 

 

平成26年度 和歌山県 発明考案表彰「創意工夫功労賞」受賞

創意工夫功労賞(錠剤容器の中栓)

                                (2015年6月11日 表彰式)

 

当社では、「薬の錠剤を容器から取り出す際に、必要以上の錠剤が容器から出て来てしまう。」といった、消費者の方々の不便・不都合さを何とか解消出来無いかと考え、業務時間を工夫し、その不具合解消対策を行う時間を捻出しつつ、様々なアイデアを試し、又、試行錯誤を繰り返しながら、創意工夫を重ね、容器の取出孔を工夫することにより、1錠~3錠ずつ確実に取り出すことが可能な中栓をようやく開発するに至りました。

この開発により消費者の皆様方には容易に適錠を取り出していただけるようになったと手前味噌ではありますが確信しております。

この創意工夫の努力により『優れた創意工夫によって生産技術の向上等に貢献した』として、和歌山県 発明考案表彰 創意工夫功労賞 を受賞いたしました。

 

 

また、この研究については、昨年特許を取得しています。
詳しくは、「平成26年9月19日付 特許「取出孔を有する錠剤容器の中栓」を取得しました」の記事をご覧ください。

  【取得日】 平成26年9月19日
  【特許番号】 特許第5616933号
  【発明の名称】 取出孔を有する錠剤容器の中栓

今月のホノミ漢方 小話 「ストレスと痛み」

= 今月のホノミ漢方 小話 =

 ストレスと痛み

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     梅雨時は痛みにご注意!

『ストレスと痛み』のお話 罫線

図1(再)

雨の日が続き、気分も鬱陶しくなるこの時期…

梅雨時は、気圧や気温の変化が大きいため、自律神経の働きが乱れやすく、「腰が痛い」「ひざが痛む」「関節痛がひどくなる」等々、痛みの症状に悩まされることが多くなるもの!

さらに、痛みを感じやすくさせるのが精神的ストレス

実際、悩みやストレスを抱えている人は、そうでない人と比べ、痛みを訴える人が多いとの結果も出ています。

ジメッとしたこの季節、気候の影響+精神的ストレスによって、痛みが現れたり悪化しやすい要注意の時期なのです!! 図2

痛みはそれ自体もストレス…。

痛みの悪循環を招かぬよう、早めに対策をとっておかなくてはなりません。

そこで、痛みに対する対処法を紹介しましょう。

 

弊社では、ストレスによって痛みの感受性が高まった状態に生薬製剤がどの様な効果を発揮するのか、マウスを用いて『ストレスで強まった痛みに対する改善効果を調べる試験』を行っています。
図3

詳しい取り組み内容やその他のご相談は、

ホノミ製品の取扱いのある薬局・薬店様、又は弊社学術部(お問い合わせはこちら)まで。

(この試験に関連する製品はこちら

今月のホノミ漢方 小話 「うつ病と漢方」

= 今月のホノミ漢方 小話 =

うつ病と漢方

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こころの風邪に漢方処方箋を
『うつ病と漢方』のお話 

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進学、就職、転勤など…、新生活の緊張の糸がプッツリ切れる5月はこころの風邪、「五月病」が流行する時期です。
気持ちがグズグズとして晴れず、不安でいつもやる気が起こらない
精神的ストレスから、気持ち・身体の不調を感じる方が増えています。
厚生労働省の調査によると、「うつ病」に悩む人は、10年間で3.4倍
その数、何と10人に1人に上るまで、今増加しているとか…。

図1

こんな時、病院でよく処方されるのが「抗うつ薬
しかししかし、「口渇、便秘、立ちくらみ、眠気に、吐き気」等々…
副作用が多く継続して服用する必要がある為心配なのも、また事実です。

こんな時、「漢方処方箋」を試してみませんか?
ホノミ漢方の漢方生薬の働きを活かしたお薬で、ストレス疲れ気うつな精神神経症状といった「こころの風邪」を治していきましょう! 

 

弊社では、生薬製剤うつ症状を改善する効果を調べるため、マウスを使って『抗うつ薬とうつ症状の改善効果を比較した試験』にも取り組んでいます。

 図2
詳しい取り組み内容やその他のご相談は、
ホノミ製品の取扱いのある薬局・薬店様、又は弊社学術部(お問い合わせはこちら)まで。

(この試験に関連する製品はこちら)