薬学研究所/研究職

西山 明希Aki Nishiyama

2020年4月 入社

福井県立大学大学院 生物資源学部 生物資源学科

現在の仕事内容について教えて下さい

 製品の承認申請に関わる規格設定試験や安定性試験の業務に携わっています。現在は、製品規格の試験法の検討を一部担当しています。医薬品の研究ということで薬学の知識が必要となりますが、私は薬学とは異なる学部出身でした。同期に置いていかれないかという心配もありましたが、6ヵ月の研修期間でしっかりと技術や知識を得て、これまで複数の製品の試験を任せて頂きました。試験法の検討では、適切な試験法を決定するために様々な方法を試して考察しますが、一人で行うわけではなく、上司から助言や指摘を頂きながら試験を行っていきます。わからないことも多々ありますが、上司や先輩に気軽に相談しやすい環境であり、疑問点や失敗したことなどを振り返って、次への改善に繋げていきます。試験が問題無く終了でき、データを提出し終えたときに仕事の達成感を味わいます。

仕事の魅力・やりがいは何ですか?

  普段は製品の承認申請のための安定性試験を行う仕事を担当することが多いです。具体的には規格設定された製品の成分を分析し、数箇月を経ても成分の含量に違いがないかを確認します。目立つ仕事ではありませんが、製品の品質が落ちていないことを証明し、使用期限を担保するためにも安定性試験は非常に重要であり、その試験に携われることにやりがいを感じています。病人様と直接関わることはありませんが、皆様が安心して服薬して頂ける製品づくりの一部に携われていること、またそのような責任ある仕事を一年目から任せて頂いていることにやりがいを感じています。これからは自分が試験法を考えることが増えてくるかと思います。難しいことだと感じていますが、新たな製品開発に向けて役立てるよう、日々の業務に取り組んでいます。

入社してからの失敗はありますか?

 日頃から小さなミスは多々ありますが、大きい失敗だったと感じたことがあります。分析機械を使った試験で、機械がうまく作動できているかの確認を怠って夜間運転を行った結果、途中でエラーが出て分析が中断してしまったことです。分析が止まってしまったということはその日調製した試料とそれにかけた時間が無駄になってしまったということで、厳しい注意を受けました。深く反省をしたと同時に、二度と同じ失敗を繰り返さないことを心に決めました。しかし思っているだけではまた失敗してしまいます。失敗することは誰にでもあり、特に自分は一年目だから仕方ないと感じるときもあります。しかしいつまでも新人の立場に甘えず、どうしたら失敗しなくなるのか、又同じ失敗を次からはしなくなるように対策を行うことが重要だと思います。

今後の目標を教えて下さい

 普段の業務では、いくつかテーマを担当し自分で予定を立てています。仕事の優先順位を考えて、期限内にそのテーマを完了させます。しかし、失敗や予期せぬトラブルによって思うように進まず、予定より長引いてしまうこともあります。自分の技術を磨き、一回で試験を成功させ、効率よく余裕をもってテーマを終えられるようになるのが目標です。また、予想外の結果が出たときには、上司と相談し次の策を考えますが、つい見当違いの考察をしてしまうことが多々あります。今はまだ知識が不足しているところもあり、上司や先輩にわからない箇所を質問したり、間違えた考察を指摘して頂いたりと、頼りきりになっている自覚があります。このような至らない点ばかりですが、早く独り立ちし、皆さんからこの人に仕事を任せて大丈夫だと思って頂けるような人材になりたいと思っています。